宝塚すみれレポート@まる

『美しいものを見ることは価値がある』月〜金はタカラヅカニュースのダイジェストをお届け!宝塚歌劇関連の私的レポートをご提供します!

カテゴリ:観劇感想 > 雪組

2019年2月10日(日)雪組東京宝塚劇場公演。
午前の阪急交通社貸切公演を観劇しました。

「風斗の日(2月10日)」に望海風斗さんと同じ場所にいるなんて幸せです。
ささやかな幸せを感じつつ、さらに幸せなことに今日はファントムのブルーレイ、DVD、CDの先行発売なんですね。知らなかったです。
キャトルレーヴのレジ待ちの列がすごかったです。 私も並んできました。
早く到着しててよかったです。
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思いもよらず手に入って嬉しいです。

さてファントムは12月に大劇場で観た以来です。
とても楽しみでした。雪組ファントム最高でした。

感想は12月の記事にも書いたので、追加で思うところを書いていきます。
12月の感想はこちらから↓↓↓
「宝塚大劇場公演「ファントム」感想1」
「宝塚大劇場公演「ファントム」感想2」


第1幕
序 オペラ座 

娘役さんたちの動きが大劇と違いましたね。ファントムのお母さん役の朝月希和ちゃんは東京では一人で登場。お母さんとファントムの絆がしっかり伝わる演出になったんですね。

ファントムが銀橋に来るところ、新人公演で従者の娘役さんが美しくトリプルを決めていました。本公演は、、、沙月愛奈さんが激しい4回転を決めていました。すごい!89期万歳!


第1場オペラ座通り

きぃちゃん(真彩希帆さん)が大劇より美しく可愛らしくなっている気がする!
ただ単に私が惚れてしまっただけかも。

第3場Cオペラ座の廊下

ここで扉を開ける従者の鳳華はるなさんを見ようと、見ようとずっと思っていたのに見逃しました! ブルーレイに入っているといいのですが、、、今日の1番の心残りです。

第5場Cオペラ座 舞台

舞咲りんさんカルロッタの個性がさらに爆発してました。声も演技もまさに自由自在。
朝美絢さんショレが舞台からはけるとき「春のうららのカルロッタ〜♪」とアドリブ。舞咲りんさんに褒められていました。可愛いカップルです。

第5場Dオペラ座 舞台(Home)

やっぱりきぃちゃん可愛らしくなっていると思います。
マドモアゼルきいちゃんに君の歌をみさせてくれないかと頼むファントム。クリスティーヌはあやしい人に声かけられてすごく怖がっているのですが、望海さんの歌声を聞いて安心する表情の変化が良いです。本当に望海さんの声は安心するような、頼もしいというか、ともかく魅力的な心に響く声。
この声でクリスティーヌも客席も望海さんファントムに落ちます。
この公演は、主人公たちと客席との気持ちの一体感が素晴らしい。歌って素晴らしい。

第2幕
第5場B森

大劇と比較して、この場面のエリックの少年感が強かったです。コートを脱いでいるのも、華奢さから少年さを出している演出だと感じました。きぃちゃんが逃げ出してエリックが泣くところは、前回よりエリックの声が高く、小さな子供が泣いているようでした。エリックがクリスティーヌと母を重ねていることがより伝わりました。

きぃちゃんは仮面を取ったエリックが近づき、逃げ出す直前まで、笑顔を見せようと努力しているのが見えます。エリックお母さんとは違うけど、クリスティーヌなりの愛があるように感じました。
ただ生理的に無理と思うほど崩れているんですよね。客席から見える望海さんは美しいですけど、客席から見える美しい望海さんはエリックの心の純粋さを表していて、実際のエリックはとんでもない顔なんですよね。
きぃちゃんのなんとか笑顔を保とうと耐えている姿が、今まで見たファントムよりエリックとクリスティーヌの愛が感じられて好きです。

第8場オペラ座 舞台(エピローグ)

エリックが撃たれて最後の場面。
クリスティーヌが笑顔でエリックの仮面を取って、エリックが息を引き取る瞬間まで笑顔でエリックを優しく見つめるきぃちゃんが天使でした。
さっき逃げてしまったのはちょっと驚いただけで、やっぱり愛があったんだよねと思わせてもらえます。
エリックも客席も天使きぃちゃんに救われます。 悲しみを堪えて、優しい笑顔を浮かべるきぃちゃんクリスティーヌの強さと愛の表現が素晴らしい。



東京のファントムは大劇場のときより、みんな気持ちをさらに作り込んでいるように感じました。
より分かりやすく、そしてより客席を幸せにする方向に進化していました。
東京のバージョンまた観たいです。
スカステで早くやらないかな。


2018年12月1日(土)雪組宝塚大劇場公演。
午後の阪急交通社貸切公演を観劇しました。

昨日の投稿の続きです。
以下、今回の公演第2幕で気になったこと気づいたこと感想を書いていきます。


第2幕

第3場Bエリックの物語

咲ちゃん(彩風咲奈さん)演じるキャリエールがエリックについてお話します。ファントムのお母さんの若かりし頃を朝月希和さんが演じます。きぃちゃん(真彩希帆さん)に寄せたお化粧で、望海風斗さんファントムがクリスティーヌに母を重ねることに無理はないです。


第5場B森

赤い衣装のエリック。コートを着てないから華奢さが目立ちます。髪が長いから私には可愛い女の子に見えてしまいます

裏切られる場面は分かっていても切ないです。

装置が凝っていて、哀しむエリックが作り物の森を勢いでちょっと壊してしまうと全体が崩れ落ちます。客席にエリックの世界の崩壊がビジュアルでも伝わります。


第7場オペラ座 舞台

咲ちゃんキャリエールの見せ場です。

1幕では眉毛を八の字にしてやっぱり咲ちゃんかわいいと思ってましたが、いややっぱり咲ちゃんは素晴らしいジェンヌさんでした。まずちゃんとエリックのお父さんに見えます。声も落ち着いた低い声、仕草も年齢からちょっと重く表現。ダントンのときのように体格が良いから重いともまた違う表現で、咲ちゃんはお役によって全く違う顔を見せてくれます。毎回驚きます。

タカラヅカニュースで望海さんが仰っていたとおり、咲ちゃんの形をした愛が歩いていました。振られたばかりのエリックが少しすくわれます。もう私の周りは全員泣いていました。


第8場オペラ座 舞台(エピローグⅠ)

彼女は僕の顔を見たんだ、彼女は僕のものだ(違ってたらすみません)。キレてる俺様なセリフを吐く望海さんが大好物です。

エリックが鎖に捕まってキャリエールが撃つまでが、こんなに長かったかな?と思いました。

エリックがクリスティーヌに寄りかかって倒れるところ、クリスティーヌのスカートがフワっとなって綺麗なのですが、実際は痛いことになってないか心配です。


フィナーレ
第10場AフィナーレA

翔くん(彩凪翔さん)が華やかな水色の衣装で下手花道からせり上がります。娘役さんを引き連れて歌うので、プレイボーイなシャンドン伯爵と重なります。


第10場BフィナーレB

パリっぽい配色の華やかなロケット。真ん中の縣くん(縣千さん)は、娘役になることに躊躇ないような思い切ったダンスで、見ていて楽しくなります。


第10場DフィナーレD

仮面も傷もつけていない望海さんが登場。美しいお顔を拝みます。

男役群舞。劇中の曲を明るくアレンジしていました。個人的には1幕冒頭のダンスのような切ない激しいのが欲しかったです。でも悲劇で受けたダメージを癒す為にはこれがベストなのかも。客席想いのフィナーレになっています。


第10場EフィナーレE

望海さんがにこやかに「パリのメロディ」を歌っています。劇とのギャップにまだついていけないですが、でもこんなに明るくなって良かったとも思ってしまいます。

宝塚らしいショーになっています。今までのファントムと違ってこんなしっかりとしたショーをやるのは、もしかして劇が短かったのか?と思ってしまいます。

メインの方々が銀橋で歌います。最後に銀橋に出てきた組長の梨花ますみさんと、陽向春輝くん。梨花ますみさんはこの公演を最後に雪組から専科に異動です。陽向春輝くんは退団です。最後に銀橋でソロを貰えてよかったですね。宝塚の温かさを感じます。陽向くんらしい明るい笑顔が印象に残っています。


第11場フィナーレF

望海さんが階段で歌われます。望海さんが見守る中、中央からきぃちゃんがせり上がります。(私のなかでは)僕のものになったクリスティーヌを導きつつデュエットダンスが始まります。銀橋に出てから二人で何かお芝居されているように見えましたが、今回前の方に座ってたので見切れてよくわかりませんでした(泣)。銀橋にお出ましだったのにオペラを使ったのが敗因です。次回は全体を観たいです。



雪組ファントムは花組ポーと同じように、ファントムの役者が揃って上演された印象です。今回はメンバーが揃っただけでなく、映像、大道具など最新されて物語が分かりやすく、美しい世界に没入しやすくなっています。


宝塚のファントムは演目としても大好きです。

登場人物が全員純粋だけれども、癖が強くて悪人です。

ファントムのエリックは、純粋過ぎて断捨離が激しく、いらない人間はためらいなくどんどん殺します。

キャリエールは信仰心が強く慈悲深いですが、家族に無意識に冷たいです。浮気したり、子供を地下牢に少なくとも20年くらい閉じ込めたり。

クリスティーヌは純粋で世間知らず。心のままに行動して相手を傷つけます。

シャンドン伯爵はプレイボーイ。また、才能の持った子が現れたらすぐにいなくなってしまうでしょう。才能を見出す能力は、文化の発展や保存に貢献できるので、貴族としては素晴らしい能力です。

カルロッタは自分が大好きでキュート。でも自分を脅かす者に対して、計画的に罠を仕掛ける頭脳を持っています。

などなど、ひどい人たちばかりですが、それぞれが純粋無垢で大きな愛を持っていて憎めません。

ファントムに出てくる愛は神の贈り物(才能、子供、運命)に対するものです。愛は大きくてもいびつであったり、偏ったり。そんな完璧ではない登場人物たちがリアリティをもたらします。

それに対して素晴らしい楽曲が私達を夢の世界へ、暗い世界に希望を見せてくれます。登場人物達も私達客席と一緒に歌を聞く場面があります。1幕のHomeと、ビストロの場面です。舞台と客席が一緒になって驚き、美しさや希望を感じる場面です。客席も登場人物と一緒に美しいと思えるのは、トップお二人の天使の声のおかげです。


うだうだと書きましたが結論、今回の雪組ファントムは人も物語も舞台装置もすべて揃った素晴らしい作品です。

DVD、Blu-rayだけでなく、公演CDも出たら即売り切れそう。私も狙ってます。

そして雪組さんに感謝です。最後まで読んでくださってありがとうございましたm(_ _;)m

2018年12月1日(土)雪組宝塚大劇場公演。
午後の阪急交通社貸切公演を観劇しました。
開演前の組長梨花ますみさんの挨拶、、、があるかと思ったらありませんでした。大劇は組長さんの挨拶はないのかな。

以下、今回の公演で気になったこと気づいたこと感想を書いていきます。


第1幕

序 オペラ座

望海さんは終始素晴らしかったです。登場のすぐあとの従者を後ろに連れてのダンス、腕を前に出して懇願の表情が心臓を持っていかれる1回目です。

娘役さんたちが登場、真ん中の綺麗な娘役はきぃちゃん(真彩希帆さん)かと思ったら、朝月希和ちゃん。ファントムのお母さん役なんですね。

今日は貸切公演だからか、拍手のタイミングが分からなかったです。望海さんが登場したところで思いっ切り拍手したかったけど、、、今日はなかったです。しないものなのかな。


第1場オペラ座通り

きぃちゃんがくるくる踊りながら演技しながら素晴らしい歌声を披露します。すごい才能溢れるジェンヌさんです。お役と本人が被って同一人物に見えます。

シャンドン伯爵の翔くん(彩凪翔さん)、貴族感がぴったりです。

ひとこちゃん(永久輝せあさん)、クリスティーヌと手をつなぐ前に自分の手をごしごし拭くのが可愛いかったです。


第3場Cオペラ座

オペラ座の支配人を解任されて、キャリエールが従者達に地下牢に招かれるシーン。扉を開ける従者の鳳華はるなさん、熱い演技です。好きになりそう。

第5場Cオペラ座 舞台

舞咲りんさんカルロッタの個性が爆発してます。自由自在に色んな声を出しつつ、演技も細かい!舞咲さんが雪組にいてくれて感謝です。


第5場Dオペラ座 舞台(Home)

このシーン大好きです。ファントムが恋とは知らずにクリスティーヌの歌声に落ちます。私もきぃちゃんクリスティーヌの天使の声に落ちました。落ちたのは望海さんの切ない歌声の効果もあると思います。このシーンの為に何度でも観たいです。


第5場GHオペラ座の地下ファントムの音楽部屋

クリスティーヌがあっという間に歌が上手くなるシーンです。「あなたこそ音楽」で二人のデュエットが最高潮に。客席全体に響き渡る優しい望海さんの歌声に、白い繊細なベールを被せるようなきぃちゃんの歌声。望海さんの声にきぃちゃんがびっくりする程軽く優しくふわっと乗ってきます。きぃちゃんは歌い方を徐々に変えているように思います。このシーンに来るまでに歌の上手な少女からプロの歌い方に変わっています。どれも歌は上手いのですがその中でも成長を感じさせる、きぃちゃんすごいです。

きぃちゃんのことばかり書いてますが、望海さんはずっと終始素晴らしいですからね。


第7場夜のパリの街角

浮かれたシャンドン伯爵とクリスティーヌが去った後、望海さんファントムが映像と共に出てきます。望海さんを中心に白いバラが散っていく映像。望海さんの切ない歌とともにファントムの心が散り散りになっていく様子が、映像でより効果的に伝わります。


すみません、二幕は明日投稿します。

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